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デムの姉妹
地上に始めて降り立ち、光を齎したと言われる女神。
モデルはエリアードに住んでた双子の姉妹。生贄としてエルアデム近郊に存在した祠に捧げられたが、その祠で共に男児を生んだ。子供が禁忌である金と銀の瞳をしていたこと、父親が不明であることから、エリアードの民が姉妹とその子供を殺してしまった。だが、男児二人の身体は消えうせ、その後アガド山が噴火。祟りを恐れたエリアードの民が四人を祀り、エルアデムを作ったという。
#Arrival
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本編メモ
七月三十一日。葉月嵐(はづきあらし)は全速力で坂を上っていた。白い半袖シャツが風によって空気を吸い、背中がパラシュートのように膨らんで足に纏わりつくように重たい。顔に指定のネクタイが当たり、鞄が腕と背の間で不均等に揺れて上手く走れないが、とにかく今は走らなければならなかった。
「だぁああ、畜生!」
ダン、と最後の斜面部を登りきった途端、額から汗が噴き出る。しかし休んでいる暇はない。そのまま短距離ランナーのスタートダッシュのように身を屈めた嵐は、三百メートル先に見える学校へと向かって夏の太陽の光と熱を吸ったコンクリートを蹴った。
「夏期、休校…」
三つの呟きが重なり、三人は校門の張り紙を見つめ、そして互いを見つめた。
#32日目の夏休み
新興勢力
東北や南西(九州/四国)には情報も富も無く、武家や豪族が力をつけている。中には大和鎖連や帝国軍と手を組む地域もあるようですが、見返りが少ないため、結果的に反旗を翻す事が多いです。これに伴い、南西では新興勢力の力が強まっており、帝国軍を襲撃するようになっている。学校は東都と西都の都を中心にして、支部の役割を果たすように配置されている。
#学生戦争
日本公帝国軍
西都(京都含めた関西)の実権を握っており、大和鎖連の制圧と「日本帝国」の成立を目指している。西都では碁盤の目上に道路が整備されており、南北に位置する湾(金沢/大阪)を拠点に海外と積極的に貿易を行っている。京都に御所があり、政権も御所が保有している。帝国軍は南西には向かず、主に東の攻略に力を入れている。これに伴い、南西では新興勢力の力が強まっており、帝国軍を襲撃するようになっている。
#学生戦争
学生軍
戦場に派遣される一定の能力を認められた者たちの総称。大和鎖連と同様の権限を持っているが、学生であるため指示系統や体勢、指令内容が異なる。学生は班に所属しており、班長が軍の指令部より命を受け、班単位または班員個人で戦場へ赴く。戦場に赴いている間は授業免除されており、卒業後は入隊試験が免除となるため、そのまま大和鎖連の部隊に配属される事が多い。特例で学生軍の部隊ではなく、大和鎖連の部隊に直接参加する場合がある。
#学生戦争
大和皇国鎖環連合
東都(東京含めた関東)の実権を握っており、他国に従わない「皇国」の成立を目指している。東都には特都区部(とくとくぶ)が設けられており、各都区がその目標の共有を基に軍事同盟を結んでいる。上野に中央支部があり、政権も集中している。政権は軍が保有しており、中央都区には軍人が多く生活をしている。軍人の多くが元武家であり、都市部でも武家屋敷が多く立ち並んでいる。近年、高まる軍事需要により軍事貴族が生まれた。西洋の文化・技術の否定はしておらず、貴族の所有施設ではレンガ造りや石炭を利用した建築や工場が増え始めている。道路は舗装されておらず、移動手段は路面電車と徒歩。
#学生戦争
世界観
雪に覆われたヘンリル帝国/砂に囲まれたシグナス帝国/茨に覆われたミリダラ王国/海に囲まれたスキナー王国の四大国によって統治されている世界。各国間の外交は貿易以外行われて来なかったが、一年前に起こったドラゴンとの開戦によりエドラハ会議が開かれ、外交が行われるようになった。戦が起こった場合は民ではなく王族または貴族が闘うことになっており、これは王族や貴族達だけが持ち得る痣により、魔力や高い身体能力を発揮する事ができるためである。
#jade
アリーシアの話
母親は「茨の眠」により千年眠っていた女性で、目覚めたところをミリダラ王に見初められた。婚姻後に双子の女の子が生まれたが、継母によって一人は殺されてしまう。祖母は国王によって処刑されたが、この事件がきっかけで母親は気が狂い死んでしまう。その後、国王も「茨の眠」が発症し眠りについてしまう。アリーシアは実権を国王に残したまま国を治めていたが、ドラゴンとの戦が始まったため、実権を得るために仕方なく自ら国王を手にかけた。
#jade
血華(けっか)
夜月が持つ刀。妖刀と化している。 北東の村に住む名も無き刀鍛冶が鍛えた日本刀。華絶と対になる刀。華絶を持つ姫が嫁ぐ際に、相手方に贈られる刀として鍛えられた。しかし、殿や大名の介錯用として用いられる事が多く、国を衰退へ導く妖刀として知られている。花のように血が散ることから今の名がついた。血を浴びる毎にその頑丈さが増すと言われている。これまで斬ってきた人間の血や錆によるものか、刀身が赤黒い。
#朱羅
華絶(かぜつ)
朱喜が持っていた刀。 北東の村に住む名も無き刀鍛冶が鍛えた菊造りの日本刀。血華と対になる腰刀。女性らしさを思わせる美しい曲線を持ち、柄が赤い。姫の護身用に鍛えられた。しかし、落城の際の自決用として用いられる事が多く、美しき姫との逸話が多い。落城後も必ず燃え残っている。花のような姫の命を絶つことから名がつき、血華が折れるまで折れることはない。
#朱羅
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